カフェインの効果について
皆さんは、コーヒーは好きですか?
人によっては「飲まないと一日辛い!!!」っていう人もいるし苦手な人も多々いると思います。
ちなみに私はコーヒーは中学生くらいまでは、ほんとになにが美味しいのかさっぱりわかんないくらい嫌いでした。
しかし、大人になるにつれ徐々に好きになってきたやつです。
と、いうより、コーヒーのとある効果に学生である私はとても魅力を感じたのです。
それは「眠気を覚ます効果」です。
専門学生なんてテスト前以外は遊んでなんぼだと思います。
そんな私の学生ライフに眠気はつきものでした。
しかし、コーヒーを飲むことにより吹き飛ばされる眠気。
なんかわかんないけど目が冴えるテスト前の徹夜。
数々の修羅場を共に乗り越えたといっても過言ではありません。
前置きが長くなりましたね。今回はそんなコーヒーに含まれる「カフェイン」について説明していきたいと思います。
カフェインとは?
「カフェイン」と聞いたら真っ先に浮かぶものといえばコーヒーだと思います。
カフェインはコーヒーや抹茶などに含まれている成分です。
実はコーラにも含まれています。
ちなみにカフェインの含む量のリストです。
引用サイト
実は玉露がいちばんカフェインを含んでいるそうです。意外ですね。
コーヒーが一番含んでいるように思えますが、実は3番目。
エナジードリンクはものによって含む量が違いますが、しっかり含んでいるということです。
ちなみに、コーラなどの清涼飲料水には「苦味成分」として使用されています。
カフェインの効果
カフェインの効果は、中枢神経に働きます。
中枢神経(脳)を興奮させ、倦怠感や疲労、眠気を抑えます。
利尿作用もあり、トイレが近くなります。
また、皮下脂肪を燃焼し、体重減少に効果があったと報告する研究もあります。
なぜカフェインを取ると眠気や疲労感を抑えることができるのでしょうか?
これは脳にある「アデノシン受容体」というものが関わっています。
「アデノシン受容体」とは、疲労を感じた時、脳の神経細胞に働きかけ、脳の活動を抑える役割をします。
しかし、カフェインを摂取すると、アデノシン受容体の感受性を低下させてしまうのです。
そうすると疲労を感じるスピードは遅くなってしまいます。
そして、長い時間疲労や眠気を感じないようになるのです。
そして脳が覚醒すると「交感神経」も働きます。
交感神経が働くことにより、人間の体は臨戦態勢になるので自然と集中力も上がります。
なので、集中したい時、本気で頑張りたいときなど我々の体を奮い立たせてくれる成分なのです。
カフェインの害
「こんな万能な成分であれば摂取しまくればよいではないか!!」
…と思うかもしれませんが、良い点ばっかりではありません。
なにごとも摂りすぎは毒になります。
カフェインには「致死量」があり、これは人にもよりけりですが、1時間のうちに9杯以上のむと急性中毒になると言われています。
約40杯飲むと致死量です。
そしてカフェインは中毒性があります。
疲労を起こしにくいのは前述しましたが、カフェインの作用に少しづつ人は慣れてきてしまいます。
そうなると人は前回よりも多くカフェインを摂取しますよね。
しかし徐々に効かなくなります。
そして量が徐々に増え続け、立派な依存症というわけです。
カフェインの過剰摂取による中毒症状は以下の症状です。
・吐気、嘔吐
・手足の痺れ
・意識消失
・心肺停止(重症)
とまあ、怖い症状が挙げられますが、いろいろな体によい成分も取りすぎたら毒なわけです。
何事もほどほどに抑えましょう。
筋トレとカフェイン
さて、怖い害について説明しましたが、それでも周りがドン引きするぐらいの過剰摂取で起こることです。
普段の摂取量であれば問題ないでしょう。
実はカフェインは筋トレにおいてかなり有用な効果をもたらします。
正式にいうとコーヒーを筋トレ前に飲むとよいのです。
その理由としては、コーヒーはカフェインをしっかり有しています。
これにより、アデノシン受容体に働きますので、ハードなトレーニングにも疲れを感じにくく、しっかりトレーニングできます。
「コーヒーじゃなくてカフェインのサプリメントでもいいじゃないか!」
という声もあると思います。
カフェインのサプリメントは確かにありますし、比較的安価です。
しかし、カフェインは錠剤やサプリメントで摂取するより、液体で口の中から摂取した方が吸収が早いです。
そして、コーヒーに含まれるポリフェノールは抗酸化作用を有しています。
これにより、運動による酸化を予防し、高いパフォーマンスで運動を実施することができます。
以上のことから、運動前にカフェインを摂取するのは筋トレに効果的ですし、コーヒーなら尚更よいということなのです。
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まとめ
今回はカフェインについて解説させていただきました。
カフェインは頑張らないといけない時に力を貸してくれる優良な成分です。
しかし、摂取しすぎは中毒性を示し、危険な副作用をもたらすのでほどほどが望ましいです。
特にエナジードリンクの飲み過ぎなどは注意していきましょう。
最後まで読んでいただき有り難うございました。
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