恋は盲目?恋愛の脳科学について(腹側被蓋野)
人はなぜ恋愛に思いを馳せるのでしょうか?
「好きになったんだから仕方ない。」
「好きなものは仕方ない。」
「愛しているから別れたくない。」
「会いたくて会いたくて震える」
とさまざまな感情が入り混じっています。
何故、人間は人を好きになるのでしょうか?
こういう話をするとものすごく哲学的な話になると思います。
人間が恋愛をする根本的な理由は、優秀な遺伝子を残すためです。
しかし、優秀な遺伝子を残すためにする恋愛があんなに高揚感を与えるものなのでしょか?
実は恋愛中の脳にはある活動が起きます。
本日は恋愛に関する脳科学を解説していきます。
今回の参考文献は市販されている読みやすい本なので、もし興味があれば手に取って読んでみてください。
目次
恋愛中の脳活動について
それでは、恋愛中の脳の活動はどのようになっているのでしょう。
実は、脳は覗かれれば恋愛をしている状態かどうかはわかるそうです。
そんな簡単に覗けれるものではありませんが…
これは実験で証明されているそうです。
被験者は恋人の写真を見ただけでとろけるくらいベタ惚れのカップルを選び、恋人の写真をみせて脳のどこが活動しているかどうかを観察するという実験です。
その時に活動していた場所は腹側被蓋野という場所です。
単純接触現象(ザイアンス効果)
では、この流れで恋愛に関する心理学を少し紹介したいと思います。
悪魔で心理的に好意を寄せやすいというところなので、頼りすぎるのではなく、「こういう話があったなー」ぐらいで考えてください(笑)
今回紹介するのは、単純接触現象というものです。
これはいったい何なのかというと、「長く一緒にいると好きになる」というやつです。
「当たり前じゃないか」という言葉が聞こえてきそうですが、これ、馬鹿にできません。
学生だと同じサークル、社会人だと同じ会社の人同士で付き合ったり結婚してたりというのはかなり多いです。
ドラマの主人公やお子さんがみている戦隊物のヒーローが変わった時もそうです。
「今回の主人公あんまいけ好かない…」ってなってても長い間見続けたら最終回には愛着がものすごくわいているということです。
単純接触効果の逆効果について
単純接触効果は実は万能ではありません。
なぜなら、恋愛において気になる人がいてもその気になる人が嫌悪感を抱いていれば…
お察しの通り、好意ではなく嫌悪感が募っていきます。
CMとかがわかりやすい例です。
苦手な芸能人のCMがずっと流れていると嫌悪感が増す感覚ですね。
この状態を緩和する方法はお互いに協力できる環境で、協力し合い、信頼を築くところからスタートするのがベストです。
立ち振る舞いによってはもしかしたら好意を抱いてくれるかもしれません。
まとめ
恋愛をしている時の脳活動、心理学に関して説明させていただきました。
恋愛をしている時には、快楽中枢が働いているというわけです。
つまり、恋愛と快楽はつながっているということですね。
「恋は盲目」という言葉が生まれるのも納得できる気がします。
恋愛に関する心理学に関してはまだまだあります。
それはまた紹介していきますね。
最後までご覧いただきありがとうございました。